VISION TRAINING

       

      

眼鏡・視覚 相談室
Thinking RoomJoyvision Aichi

メガネの井上

〒476−0011 東海市富木島町向イ147−1 花井ビル 1階

TEL(052)601-5810   FAX(052)601-5845

Mail : riguminr@jt6.so-net.ne.jp

URL : http://jvaoptinoue.client.jp/

 

ビジョン(視覚)トレーニング 

[ビジョン(視覚)とは]

視力という言葉は聞き慣れていると思いますが、「視覚」と聞いてもついつい「視力」

と混同してしまいがちです。

「視覚」とは人間の五感の中の一つで、情報を鮮明に見るために安定した視力を保持し(感覚機能)、多方向から、そして遠くから近いところからも多様に入ってくる情報を逃がすまいと正確に収集する能力があり(運動機能・両眼視機能)、眼に入った情報を脳で分析したり、記憶として整理整頓したり、身体の筋肉や靭帯にある「固有受容」というセンサーから得る情報と統合する(情報処理機能)。その情報を元に手や身体を効率よく動かし行動したり、身体の地図(ボディマップ)を把握しバランスやスムーズな身体の動きを行う(眼と手[身体]との協応性)。この4つの要素がお互いにうまく噛み合って機能することが「視覚」と言います。

 

視覚が悪い方の症状例

1)      本を読んでいる行を飛ばしたり見失ったり、同じ行を読んだりする。

2)      本を読む時、頭がよく動いたり、指先で行を追いながら読む。

3)      本を読むのが遅く、読解力が低い。

4)      黒板の文字をノートに写す事が苦手。

5)      時々文字などが2つに見える。

6)      よく似た文字や言葉を混同しやすい。

7)      図形を描くのが苦手。

8)      理由も無く転んだり、ものにぶつかったりする。

9)      跳び箱が上手に跳べなかったり、平均台が上手に渡れない。

10)運動神経が鈍く、特に球技が苦手。

11)人が大勢いるところは不快に思う。

12)道に迷いやすい。

13)よく距離判断を誤る。

14)手先が不器用だと思う。

15)机に向かって座っている姿勢がとても悪い。

16)非常に眼が疲れる。

17)リズム感が悪い。

18)物事を中途半端で終わってしまうことが多い。

19)集中力が持続できない。

20)落ち着きが無いとよく人に言われる。

 

 [ビジョントレーニングとは]

1)    入力機能

A:感覚機能(情報を鮮明に見る)

a)視力

B:運動機能(情報を正確に集める)

a)眼球運動

   「衝撃性眼球運動[Saccade]

★「追従性眼球運動[parsuit]

b) 焦点合わせ機能

★「調節機能[Accommodation]

c)両眼視機能(両眼のチームワーク)

★「輻輳力[Convergence]

★「開散力[Divergence]

「融像[Fusion]

★「立体視[StereoscopicVision]

★「意識的周辺視野」

  C:視覚情報処理機能(脳と連携し情報を処理する)

a) イメージ認識力

  b) イメージ記憶力

c) イメージ操作力

    d) 空間認識力

e) 前庭眼反射[Vestibuler]

2)    出力能力

    a) イメージしたものを言葉での表現

        b) イメージしたものを描くことで表現

        c) イメージしたものを動作で表現

上記の視覚の遅れのある部分を改善すると共に、身体能力もアップさせ入力から出力までの改善を目指します。

それとビジョントレーニングの最も重要な事は、外界から入る情報の入力の刺激を強くし増やすことです。

外界の刺激が強く回数が多いほど、神経細胞同士の結合部分である「シナプス」が発達し数が増えることにより脳の働きが高まることです。

「シナプス」が強くなり多くなれば、脳での処理にかかる時間が短縮できますし、さらに「シナプス」を増やすことで脳の働きが活発になり、これまで使われていなかった部分も使われるようになり、少しずつ優秀な脳になってゆきます。

視覚は技術ですので、トレーニングにより向上します。

視覚機能の種類

1)      入力機能

視覚情報を正確に効率よく眼に取り入れるために必要な機能です。

a)視力

視力が良いというのは、遠い所や近い所などさまざまな距離の外界からの光が眼の網膜に正確に像を結んでいる状態の眼のとことを言います。

    (メガネやコンタクトレンズなどで補正したり、トレーニングで焦点

合わせ機能を強化します)

  b)両眼視機能

    上下左右に眼を動かす時は、片眼に6本の筋肉が働いて動かします。

通常人は両眼を使って物を見ていますが、両眼を寄せたり離したりす      

る時に使う筋肉の力が弱いと、正しい方向に両眼を向けることができなかったり、努力を要することがあります。

その結果、眼が疲れて近くを見るとすぐ眠くなってしまたり、物が2つに見えたり、片眼をつぶって1つの眼だけで見ようとしたりすることがあります。

(メガネで補助したり、トレーニングで眼筋を強くします)

 c)眼球運動機能

   眼球運動には「早い眼球運動(衝撃性)」と「ゆっくり眼球運動(追従    

   性)」という2種類の運動があります。

   視野の周辺部で写った物を眼をすばやく動かして中心部に持ってくる

のは「早い眼球運動」です。

ゆっくりと動く物を眼で追うときは「ゆっくり眼球運動」を使います。

眼球運動が遅かったり正確でなかったりしますと、読書などの時に行

を飛ばしたり同じところを読んでしまったりすることが多く、読解力

に支障をきたします。

又、球技などが苦手でキャッチボールなど上手に行う事ができません。

(トレーニングにより眼球運動が正確に早くなるようにします)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2)      視覚情報処理機能

視覚情報処理機能は、眼から入ってきた情報を脳の中で認識、分析し、見えているものが何か、どんな形かを理解したり、意味を読みとったり、自分の周りの状況や位置関係などを把握する機能です。

 a)イメージ認識力

    見た形を正しく理解する能力です。

    方向の認識、図と地の認識などができることによって、人は見ている形を正しく理解し表現することができます。

    方向の認識が正しくできていないと鏡文字を書いてしまったり、図と地の認識が正しくできていないと複雑な形や文字などを理解することはできないのです。

    (トレーニングよりイメージ認識力をアップさせます)

 b)イメージ記憶力

    認識した形を記憶する能力です。

    見た図や文字、言葉を記憶する時に必要です。

    (トレーニングによりイメージを記憶する能力をアップさせます)

  c)イメージ操作力

    形の一部を見て全体像をイメージしたり、イメージしたものを頭の中    

    で動かしてシミュレーッションしたりするイメージで考える能力です。

    算数の図形問題を解いたり、工作やデザインの仕事をするときには

欠かせません。

(トレーニングによりイメージ操作力をアップさせます)

  d)空間認識力

  視覚情報をもとに空間での自分の位置や、物や人と自分との位置関係などを認識する能力です。

  視点を変えたり鳥瞰図を頭の中で描くことにも関係してきます。

  建築やデザインの仕事、スポーツ(とくに球技)をする上では欠かせない能力です。

  (トレーニングにより空間認識力をアップさせます)

 

 

 

 

 

 

 

 

3)出力能力

出力機能は、処理された視覚情報をもとに体を動かす機能です。

入力機能や視覚情報処理機能に問題があると、出力機能にも問題が生じることがあります。

又体の動きや手先の動きとうまく協調していないために適切に出力機能が働かないということもあります。

       幼児がうまくダンスができなければ、それはダンスのイメージができていないか、 

体の動き自体に問題があるのかもしれません。

     ボールをうまく受け止められなかったり、バットで打てなかったりするのは、

ボールの動きを眼で追えないのかもしれませんし、手の動きが不器用だからかも

しれません。

   眼と体の動きをうまく連動させるには、眼と体を協調させるトレーニングが必要です。

 

視覚とは?

ビジョントレーニングのビジョン(Vision)は視力と思っておられる人は多いと思いますが、ビジョンとは[視覚]を意味します。

視覚といえば、人間の五感の一つで、五感のなかでも外界の情報の80%を視覚から

得ていますのでとても重要な働きを担っています。

(1)の入力機能でハッキリ視えていなかったり、視たいものに視線が合わなかったりと

外界の情報をしっかりと脳へ送ることが出来ないと、どんどん視る意識が弱くなり、視方

も弱くなってしまいます。

そうなると何事にも興味を持つことも弱くなってしまいます。

視方の癖が、そのまま性格に発展してしまう事が多く、生活の幅が狭くなってしまいます。

視力も1.5視えるのにもかかわらず、1.0のメガネを提案されてしまう事もしばしば見受けられます。

これは視機能の働きのバランスを大きく崩す原因になります。

視力だけをアップさせるのは見るを向上させるだけです。

ビジョントレーニングは視覚向上することと五感との統合を目指して、よりよい生活ができる眼や身体を整えることが目的ですので、視力が低いのでメガネで視力アップをしないといけない人も、視覚向上をベースとし、しっかりと観ていただける技術者を見つけることが大切です。

最低でも「見る」から「視る」を提案できる技術者を見つけましょう。

 

 

 

 

料金表

検査

視知覚検査:¥11,000.

(レポート代:¥1,100.+指導料:¥3,300.含む)

視機能検査:¥5,500.

 

トレーニング

視知覚(約60分):¥6,600.

視機能(約30分):¥2,750.

 

視機能トレーニンング回数券(6回分):¥16,000.

検査及びトレーニングはすべて予約で行っておりますので、日時を電話かメールでご予約下さい。

 

団体の場合は料金システムが違いますのでお尋ね下さい。

 

視機能・視知覚検査及びトレーニング日

    月  火  水  木   金   土   日 
 10:00〜17:00  〇   ×   ×   〇   〇   〇   〇 
        
            火曜日・水曜日は定休日です。

 

出張トレーニング指導及び講演(講師)料

基本料金:¥11,000.[交通費別]

移動時間料金[1時間¥5,500.]

出張指導は火曜日・水曜日に行っておりますが、その他の曜日をご希望の際は

ご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眼鏡・視覚 相談室
Thinking RoomJoyvision Aichi

メガネの井上

〒476−0011 東海市富木島町向イ147−1 花井ビル 1階

TEL(052)601-5810   FAX(052)601-5845

Mail : riguminr@jt6.so-net.ne.jp

URL : http://jvaoptinoue.client.jp/