「近見視力」
ジョイビジョン愛知 認定眼鏡士井上敬康
 

  皆さんは聞き慣れない言葉だとは思いますが、
  分かりやすく言えば「老眼」です。
  「老眼」は40歳を過ぎるとほとんどのかたがなりますが、
  何故「近見視力」という言葉を使うかと言いますと、
  近年 若年者(小学生等)にこの老眼現象がでてきています。
  黒板の字は見えるがノートや教科書の文字が見えないなどの症状があります。
                  

  学校でも「遠見視力」、いわゆる5mでの検査は行っていますが、
  この「近見視力」は行われておりません。
  今年から名古屋市では遠見視力が(D)[0.3未満]の生徒に対してのみ
  近見視力を校医にしていただいているようです。
  先にも書きましたが、「近見視力」が悪い子供は遠見視力は
  (A〜B)[0.7以上]が多いですので、
  すべての生徒を対象にしないといけないのです。

  眼鏡店においても、若年者に近見視力を行っているところは少ないです。
  ジョイビジョングループのようにしっかり勉強している眼鏡店では
  視機能の確認もしますので、必ず近くを見ている状態で、
  眼が正常に働いているかをチェックしますので、その時に
  「近見視力」も確認します。

  何故「近見視力」が必要かと言いますと、軽度遠視の発見ができます。
  軽度遠視は遠見視力はそこそこいいのですが、長時間近業をすると文字などが
  ボケて見づらくなっていまったり、勉強や読書を長時間行うと疲れてしまうので
  集中力が続かず読書や勉強を嫌になってしまうこともあります。

  近くを見る時には、眼の中の水晶体というレンズを膨らませて
  ピントを合わすシステムになっていることを調節機能と言います。
  この調節機能が上手に働かないと、近くのものにピントが合いません。
  時には偽近視のような症状も出ることがあります。

  この調節機能は自律神経支配ですので、
  ストレス等でも低下することがあります。

  近年、学生もパソコン授業も小学校から行うようになり、
  近業時間が多くなってきています。勿論、遊びでも屋内での遊びも
  豊富になり、屋外での遊びが減っていまっていることにも影響があると思います。

  子供たちに学習や運動を楽しく行ってもらえるよう、
  この「近見視力」を小中学校で取り入れてもらいたいと強く思っています。

  「近見視力」に興味がわきましたら、下記ご紹介の本を是非読んでみて下さい。

  「子どもの近見視力不良」 双康双書
             著者 桃山学院大学法学部健康教育学教授  高橋ひとみ


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